挨拶

アジア心身医学会は、アジア諸国による心身医学の研究発表および交流の場として、1984年にその第1回大会が東京で開催されました。

以後2年ごとにアジア各地で開催されており、毎回アジア各国から多数の参加者が集まり心身医学に関係するアジア各地の人たちと交流する機会を提供しています。

なお、2000年第9回東京での開催時に、名称が発足時の国際心身医学会アジア部会からアジア心身医学会に変更されました。

アジアでは経済発展の一方、様々な心理社会的問題が生じ、ストレス関連疾患が増えています。心身医学の重要性は今後益々高まっていくと思われ、アジアの文化風土にもとづく心身医学を構築し、更に発展させていくことが必要です。

皆様方のアジア心身医学会へのご参加を心よりお願い申し上げます。

アジア心身医学会
会長 久保 千春